マルチ呼吸機能測定装置FB-8010

呼吸機能情報を一元管理できる装置

呼気・吸気の流量、それから得られる体積、
ガス濃度、圧力の測定により、
呼吸器系の機能及び効率に関する情
報を提供することができます。

マルチ呼吸機能測定装置 FB-8010

特徴 1 
測定項目に応じた波形を描画

  • 呼気流量測定

    呼気流量測定

    呼気および呼気のフローとボリューム測定のサンプル波形

  • CO₂/O₂測定

    CO₂/O₂測定

    気道内の呼気および吸気のCO₂およびO₂濃度測定のサンプル波形

    1. A
      時系列のフロー波形とボリューム・フロー波形を描画できるため、測定中の被験者の呼吸の状態を容易に判断することが可能です。
    2. B
      その時の口腔内圧をフローと同期して時系列の波形を描画できるため、測定中の被験者の呼吸の状態を容易に判断したり、内圧・フローをXY軸に描画することも可能です。
    3. C
      口腔内のCO₂とO₂のそれぞれの濃度波形が時系列で描画できるため、肺の中の換気状態を容易に知ることが可能です。
  • 測定イメージ

    測定イメージ

特徴 2 
4測定センサを一元管理

4測定センサを一元管理

二酸化炭素(CO₂)と酸素(O₂)の濃度と
呼吸の圧力と流量を1台で測定できます。

  • フローセンサ[呼吸流動]
  • 圧力センサ[呼吸圧力]
  • CO₂センサ[二酸化炭素濃度]
  • O₂センサ[酸素濃度]
FB-8010

一元管理のメリット

  • 気道の閉塞状態を
    得られる
    気道内圧を測定することで、
    気道の閉塞状態が得られます。
  • 効率的情報を
    リアルタイムに提供
    呼吸器系の機能・効率に関する情報を
    リアルタイムに提供します。
  • 省スペース設計
    小型計測ユニット
    設置スペースが限られていても
    場所をとりません。
  • 肺癌による両側主気管支狭窄における
    気管支内カプノグラフィ*1

    肺癌による両側主気管支狭窄における気管支内カプノグラフィ

    呼気終末二酸化炭素濃度(EtCO₂)は、左主気管支側(b)より右主気管支側(a)の方が低値であり、右肺の血流低下が示唆された。右肺動脈が腫瘍で圧排されたことで右肺への血流が低下したことが原因と考えられた。

    [文献]*1 Pulmonary Perfusion Using Intrabronchial Capnography in Pulmonary Artery Stenosis. Respiration 2018;95:465-468.  

  • 変動性胸郭外狭窄における
    気道内測定のパターン*2

    変動性胸郭外狭窄における気道内測定のパターン

    ステント留置前には、2点間に大きな圧較差が生じていて、圧-圧曲線は吸気時にループ状となり、圧-圧曲線の角度は吸気時が呼気時に比べて小さい。ステント留置後には、2点間の圧較差は消失し、圧-圧曲線は直線状になり、圧-圧曲線の角度は44°に増加し、改善している。

    [文献]*2 Assessing the Site of Maximal Obstruction in the Trachea Using Lateral Pressure Measurement during Bronchoscopy. Am J Respir Crit Care Med Vol 185, Iss. 1, pp24-33,Jan 1, 2012

装置の構成

  1. 1
    本体測定ユニット
    定格電圧
    100VAC
    周波数
    50/60Hz
    電源入力
    100VA以下
    寸法
    W400×D238×H205(mm)
    重量
    約12kg
  2. 2
    PC(ノート型)
    OS
    Windows10以上
    CPU
    2.26GHz以上
    HDD
    100GB以上
    メモリ
    4GB以上
    解像度
    1366×768px以上
  3. 3
    架台
    寸法
    W490×D473×H903(mm)
FB-8010

製品情報

認証番号
302AFBZX00001000
JMDNコード
35282020
一般的名称
呼吸機能測定装置
クラス分類
クラスⅡ 特定保守管理医療機器

※医療機器添付文書はPMDA のホームページよりご確認ください。

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